ピロール米の玄米食品公安 健康づくりを応援
2025年1月3週号
鯖江市・上坂 季美好(うえさか きみよ)さん
「安心安全なピロール米のおいしさを手軽な形で広めていきたい」と話すのは、鯖江市(さばえし)大野町(おおのちょう)の茂右衛門農場(もうえもんのうじょう)・代表の上坂季美好さん(53)。栽培するピロール米を使った新商品「ピロール玄米パフ」を考案した。
同農園では、福井県で生まれたピロール農法で「コシヒカリ」を約2㌶栽培。有機肥料(ピロール資材)を散布することで、ピロール米は体に良いとされるアルカリ度が高く栄養価が高い。上坂さんは「自社産米を食べ続けているお客さんから、アレルギー症状の改善や体質改善したと多くの声が寄せられており、ピロール米の効果をさらに実感している」と話す。
もっと多くの人にこの良さを実感してほしいと考えた上坂さんは、どのような人に食べてもらうと喜ばれるか、料理への新しい使い方など、様々な人からアイデアをもらいながら開発に取り組んだ。
商品は、サクッとした食感で口溶けが良く、子供やご高齢者でも食べやすいように工夫。「ピロール米ぬか由来の良質な食物繊維と亜鉛、葉酸などが入っており、軽食や間食として食べても良いほか、健康によい栄養素を多く摂れる」と話す。
上坂さんは「お客様からのこんなものがあったらいいなという声をいただき完成できた商品。より多くの人に安心して食べてもらえるよう、さらに頑張っていきたい」と笑顔だ。
「玄米パフとピロール米ぬか商品シリーズを多くの方に知ってほしい」と上坂さん
商品は30㌘入りと8㌘入りがある