高設溶液施設に多くの来園者

おおい町小車田にあるいちご観光農園「いちごめぐり」（運営・合同会社くだものがかり）が昨年１２月にオープン。多い日で１日１５０名を超える来園があり、町の活性化に一役担っている。
同農園はハウス４棟、面積合計約１３㌃を昨年９月に建設。高設栽培で養液栽培装置や発光ダイオード（ＬＥＤ）電球、補光用のＵＶライトなど最新鋭の設備が導入されている。

品種は「章(あき)姫(ひめ)」と「紅(べに)ほっぺ」の２種類で約２万株栽培。章姫は果肉が柔らかく、子供が好む甘さなのでイチゴ刈り用に。紅ほっぺは果肉がしっかりしているため販売用と使い分けしている。
イチゴ狩りは長さ約４０㍍のレーンを１組１時間占有でき「他のお客さんに気を遣わずゆっくりできます。イチゴは土に触れていないので収穫してすぐに食べられる」と来園者からは好評だ。
代表の山本(やまもと)仁(じん)哉(や)さんは「イチゴだけではなく練乳も味わってほしい」と話す。数ある練乳の中でイチゴの味が引き立つと感じたものを選び抜き「おいしいといって練乳だけをたくさん飲む子供もいますよ」と笑顔を見せる。
イチゴ狩り体験は５月中旬まで楽しめ、電話またはホームページで予約を受付けている。
予約電話番号080-2958-6695。ホームページ　http://kudamonogakari.jp/strawberry/