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マイライフ

2018年2月2週号

花を通じてやさしい心を育みたい


「花は心のごちそう」と話す瀬戸さん

「花に触れ、花を飾ることで心が和み、いじめやけんかの数が減るのではないか」と話すのは坂井市坂井町長屋の瀬戸誠市さん(46)。生花を扱う傍ら、3年前からボランティアで、同市内の小学生を対象にフラワーアレンジメント教室を開催している。
きっかけは心理ケアを目的として小学校から依頼を受けたことが始まり。教室では、個々がもつアレンジセンスを伸ばすだけではなく、「花育」と言われる、花と接することでやさしさや美しさ感じる心を育むことに重点を置いている。
教室は「花のことが好きになった。次はいつあるのか」と好評で、子どもたちは始める前に比べ表情がにこやかに変わるそうだ。「子どもたちの楽しむ姿を見ているとやりがいを感じ、自由な発想から逆に刺激を受ける」と瀬戸さんは話す。
「人の心を大切にする、やさしい気持ちが身についてくれたら」と願う瀬戸さん。子どもだけでなく、家族やその友人等にも良い影響が広がるよう花育の活動を続けていく。