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タンチョウモチのかきもち

2020年1月4週号

「大きな鉄鍋でじっくりと揚げるかきもちは、鉄分が取れ味も格別です」と話すのは、株式会社片岡農園の片岡喜美子さん(坂井市春江町針原)。2002年より、かきもちのほか、はまなみそ・豆麹などの加工・販売に取り組んでいる。 特に、かきもちはタンチョウモチ約10俵を使用して仕込む人気商品だ。
同町内で農産物直売所の開設に携わった片岡さん。どうしても陳列される物は季節に応じた野菜がメインとなり偏ってしまうこと。また、農閑期の収入確保をするため、自家産農産物を使用した加工品作りをはじめた。
かきもちの加工が始まるのは1月中旬から。寒の時期に餅を作り、固まった餅を切り餅にして乾燥。乾いた切り餅を随時揚げ、年中販売している。
かきもちの中で一番の売れ筋は、もち米6割・うるち米4割(コシヒカリ)のこごめあられだ。うるち米を混ぜることで歯応えが増すとのこと。
商品化までには、かきもち加工を手掛ける市外の女性農業者グループまで足を運び作り方を学んだ。「井の中の蛙では良い商品はできない」と当時を振り返る。「かきもちを待っているお客さんがいるから、やめられない」と話す片岡さんは、今年もかきもちづくりに意欲を燃やしている。
▽販売場所=坂井市ゆりの里公園農産物直売所ゆりいちなど
▽経営内容=水稲23・5㌶、麦13・6㌶、ソバ12・8㌶

▽かきもち・あられあげ・こごめあられ、いずれも一袋260円(税込)