広報

農家カフェオープン

2018年2月4週号

あわらの農産物 若者と一緒にPR


「あわら農業のアンテナショップになれれば」
と話す和代さん

「あわらにあるおいしさを多くの方にお届けしたい」と話すのは、昨年12月にあわら市温泉で「カメハメハ大農場の農家カフェ&スイーツ」をオープンした藤井和代さん。同カフェでは、夫・勇さんが自家製有機肥料で栽培した完熟トマトやメロンで作るジュースやスイーツが評判をよんでいる。
他にも同市富津地区で採れた安納芋を使った焼き芋など、地場産をメーンとした旬なメニューを提供している。
和代さんは10年前から週末や祝祭日に車でジュースやスープを移動販売している。集客のあるところへ出向き、自分のペースでできることが利点だが、地元のにぎわいにつながらないと、カフェを構えることを思い立った。


学生と共同開発した
㊧トマトと
㊨ナシのジャムソースがけプリン

商品を求めてお客さんが来てくれる、若い人もカフェの経営に参加してもらうことで、人々の流れができ活気が生まれると考えた。
さらに、新たな商品開発を県内の学生たちと行っている。地場産の良さを知ってもらうことに加え、地域の発信を願う和代さんは、「農業の分野に若い人を引き込んで、町の活性化に取り組んでもらいたい」と学生たちに期待を寄せる。