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ブドウを満喫できる観光農園

2020年9月2週号

「あわら温泉フルーツパークOKAYU」 岡田 英明さん あわら市山十楽

就農3年目の岡田英明さんは今年7月、あわら市山十楽岡で「あわら温泉フルーツパークOKAYU」をオープンさせた。ブドウ狩りができる観光農園のほか、パフェやスムージーなどのスイーツやドライフルーツを販売し、地域の観光拠点を目指している。

30㌃のハウスで栽培するブドウは20種150本。観光農園では、好きなブドウを選んで購入できる。より楽しく感じてもらうために、旬のブドウをふんだんに使用した「すっごい葡萄パフェ」などフルーツを使ったメニューを提供している。

OKAYUという名前は岡田の「岡」とあわら温泉の「湯」を合わせたもので、温泉のように暖かなおもてなしと、おいしいフルーツを食べて欲しいという思いが込められている。

Iターンで就農した岡田さん。前職は県外で飲食・サービス業やペンション経営をしていたが「お客様に楽しんでもらうには何ができるか」を考えた結果、農業の6次産業化という答えにたどり着いた。

第一目標である観光農園の開業は達成し、次の目標はワイナリー開業だ。ワイン用のぶどう面積を増やすべく現在は計画を練っている。また、温泉街との提携も考えており、更なる発展を目指す。

 

▽「あわら温泉フルーツパークOKAYU」あわら市山十楽58―27営業日:土・日・祝日(9時~16時)10月上旬まで。要予約。

HP:https://oka-yu.com℡TEL:(0776)97―6567

 

 

「たくさんのお客さんに喜ばれています」と岡田さん

 

 

「すっごい葡萄パフェ」㊨とトマトのドライフルーツ