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シカ肉でご当地グルメ開発

2020年10月28日

「シカ肉は脂肪が少なく鉄分や、ビタミンB2等、各種栄養素が多く含まれています」と話すのは、おおい町(名田庄地区)納田終老左近(のたおいおいさこ)にある福井ふるさと茶屋「よざえもん」理事柿本京子さん。シカ肉を使ったご当地グルメを開発している。
店は同町で自然の中での体験活動を広げているNPO法人「森林楽校・森んこ」が、誰でも気軽に集える憩いの場として昨年11月にオープンさせた。近くにある観光名所「野鹿(のか)の滝」にちなんだ野鹿バーガーや、ランチプレート、パスタなどを予約制のテークアウトで6月から提供を始めている。
野鹿バーガーは、自家製のパンにカレー風味の特性タレを染み込ませたシカもも肉のカツが挟まっている。
「シカ肉は鳥胸肉のような食感。特にヘルシー志向の方に好まれています。今後も新メニューを考えて提供していきたいです。シカ肉のおいしさを知ってもらうことで、地域での有効利用が広がるといいと思います」と話す。
野鹿バーガーの値段は1ヶ800円で10食限定。営業日は日、月、水曜と第1、第4を除く土曜の午前10時~午後3時となっている。
よざえもん℡:0770(59)1135


「ここでシカ食べられない野鹿バーガーをお試しください」と柿本さん