旬のいちごたっぷりジャム
2020年12月2週号
合同会社くだものがかり おおい町子車田
「今年もいちごが良い仕上がりになっています」と話すのは、おおい町子車田で、いちごの観光農園を営む合同会社くだものがかり代表社員の山本仁哉さん。いちごジャムの加工販売も行っている。
いちごジャムの材料は同園で大切に育てられた『紅ほっぺ』『章姫』『おいCベリー』の3種の完熟いちごと砂糖、レモンのみを使用。いちごの量は一般のジャムと比べ3倍の量を使い、砂糖の量はいちごに対し40%程度に抑えている。「いちごが持つ甘さを充分に引き出しています」と自信たっぷりだ。
購入した女性客からは「実の形が残っているので果実感が味わえる」といった声や「無添加なので子供にも安心して食べさせられる」と好評だ。
いちごジャムの生産販売は今年で5年目になる。開発のきっかけは「観光農園に来てもらったお客さんに家でも「くだものがかり」のいちごを味わってほしい」という思いと「生産したいちごを使い、自分が満足できるようなイチゴジャムを作りたい」という2つの思いから始まった。開発初年度は現在の状態とは程遠く、試行錯誤を繰り返しだったと振り返る。いちごを使った新しい加工品の開発にも意欲的だ。
いちごジャムの価格は税込600円。同園のいちご狩りは電話またはホームページから予約を受付している。
問い合わせ先=090―2958―6695
経営内容=いちご観光農園 52.2㌃
いちごジャム
園内の様子